◆松崎、貫禄の初優勝を飾る!

 ホームつま恋開幕戦が快晴の青空のもと行われ、2009年もカートレースシーズンが開幕した。世界同時不況の中エントリー台数の激減も予想されるも、3月のつま恋での全日本開幕戦を見据え、地方からの多数のエントリーも有り賑やかな大会となった。
去年初めてカートに出会い、参戦2戦目で表彰台を獲得するなど目覚まし活躍の松崎が、初めてフルシーズンを戦う事となるヤマハ・エキスパート。今回は6台とちょっぴり寂しいエントリー台数となったが、TT、僅差ながら初のポールポジションをゲットした。
予選、なんとかスタートを決めると、途中追い上げられる場面もあったがなんとかそのままトップでゴールし、決勝ポールから初優勝をかけ20周の戦いが始まる。
そして決勝、スタートをこちらも無何にこなし、トップでスタートラインに帰ってくる。その後、2番手に去年ランキング2位の松下が上がり追い上げが始まるも、その差はなかなか詰まらず、後半は、じりじりと引き離す理想の展開で、1度もトップを譲る事無く20周を完走。見事、エキスパート初優勝を飾った。
2009年松崎の初優勝で幸先のいいスタートをきったFLR。意外と早く、次に続く者が現れそうな予感を感じる大会となった。

◆初のポールポジション獲得

◆決勝もポールスタート

◆そして、初優勝!

◆波乱の開幕戦を2位フィニッシュ! 

 111CUP初参戦ながらシリーズ2位をゲットした塚本(浩)は、今年もE3クラスにチャレンジ。シリーズチャンプを目指して戦う。
 開幕戦はつくば2000。コントロールタイヤのアドバンネオバがAD08にマイナーチェンジし、軒並みタイムアップするなか、塚本(浩)も、1′7″1とベストをコンマ5″短縮するも、予選はクラス4位。
 迎えた決勝。得意のスタートで前に出るも、2速でクラッチがつながらず失速。クラス5位まで転落。さらに、コーナーの遅いE1車両にひっかかりペースをあげられず、万事休すかと思われたが、クーラントがコースに撒かれ、スピンする車両が続出。その混乱を落ち着いてクリアした塚本(浩)は、開幕戦で見事2位表彰台をゲットした。

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◆つくば2000を快走

◆開幕戦2位

◆混走でのバトルレース

◆塚本(和)、前日の好調さを生かせず! 

 昨年8年ぶりにレース復活した塚本(和)が、今年も鈴鹿開幕戦に参戦した。昨シーズンでは途中でフレームをチェンジするなど、いまいち調子に乗れずにいたが、後半、セッティングの方向性を見いだし、開幕戦からのトップ争いを目指す。前日練習では、更なるポテンシャルアップを目指しフロントブレーキを追加したマシンを持ち込むも、動きが最悪でなかなかセッティングが進まない。しかし、最終セッションで、ブレーキの前後バランスを調整すると、フレームの動きが激変し一気にベストタイムを更新。昨年開幕戦のポールタイムを記録し明日に期待をつないだ。
 しかし大きな期待を抱き決勝日を迎えるも、なんと前日夜の雨により路面は完全にウエットコンディション。ぶっつけレインタイヤでの公式予選では11位に沈んだ。予選を迎える頃には路面は完全にドライコンディションとなり、待望のドライタイヤでのレースで7番手までポジションをあげるも、タイムはニュータイヤで前日のユーズドタイヤの0.8落ちとセッティングがあわず苦戦。決勝、エア圧を目一杯落とし後半巻き返しを図る作戦も不発に終わり、1ポジション下げる8位でゴールした。決勝では優勝者の0.1落ちのベストタイムを記録するも、タイムにむらがありこの結果に終わった。前日のマシンの動きを取り戻すべく次戦にチャレンジは続く。

◆Fブレーキを装備しチャレンジ

◆前日練習では絶好調も、

◆決勝でポジションダウン

◆松崎、バトルに敗れノーポイント! 

 つま恋開幕戦で優勝を飾り、2009年最高のスタートをきった松崎が、石野サーキットの開幕戦に参戦した。つま恋では常時トップ争いを繰り広げるも、ここ石野でどれだけのリザルトを残せるか実力が問われる戦いとなった。雨も予想されるなか、なんとか持ちこたえる曇り空の下、公式練習では3番手のタイムをたたき出し気勢を上げる。更なるタイムアップを目指すも、終盤単独スピンしそのまま終了。しかし、これがケチの月始めとなり、ポールを目指す公式予選ではエンジンに火が入らずまさかのノータイム。予選ヒートではなんとか最後尾より6番手までポジションを戻すが、決勝では、4番手までポジションをあげ表彰台を目指しさらに前を追うも、終盤逆にさされ5番手に後退。しかし、まだまだあきらめず再度1コーナーでアタックするも。2台は接触しコースアウト。そのままリタイヤとなり、期待の維持の開幕戦はノーポイントに終わる事となった。

◆公式練習3番手も終盤にスピン

◆予選で6番手まで挽回

◆連続表彰台を目指すも、

◆塚本(和)、光る速さを見せるも無念の結果! 

昨年、8年ぶりに鈴鹿のレース参戦した塚本(和)。現役中は常にTT前列を獲得する活躍だったが、カンバック初年度はいまいち勘が戻らずもどかしいシーズンを送っていた。今回マシンも熟成を重ね、前日から手応えをつかんでレースに望む事となった。快晴のレース当日、公式予選が始まると3番手のタイムを記録し周回を重ねる。終盤、前車に追いついてしまいタイムアップできず4番手にポジションを落とすも、2列目からの予選スタートは余裕すら感じられた。そして予選、どこまでポジションをあげられるか楽しみな展開ではあったが、好事魔多し、スタートで後ろから追突されそのまま接触、走行不能となりそのままリタイヤとなった。最後尾からの決勝となり、完璧を期したいところだったが、損傷したパーツがなく、フロントブレーキを失った形でのスタートとなってしまった。そして決勝、予選を走っていないためキャブセッティングも完璧ではない状態だったが、それより、Fブレーキがないことでのブレーキポイントの違いに手こずり接触スピン、ストレート1本分遅れての最後尾からのレースとなってしまい、それでも終盤前車に追いつき、1周1台のペースで追い抜き、15位でフィニッシュした。終わってみれば、トップより0.23も速いファーステスト・ラップも記録しており、つくづく残念なレースとなってしまった。次戦6/21は、くしくも本人のバースデイでもあり、誕生日を表彰台で飾れるか期待のレースとなるであろう。

◆ニュースーツ・デビュウー

◆予選2列目からスタート

◆スタート直後に不運のクラッシュ

◆松崎、表彰台を逃すも価値ある4位! 

初夏を思わす好天の元、石野Rd.2が開催された。前戦リタイヤノーポイントの借りを返すべく、松崎が石野での初表彰台を目指し参戦した。公式予選、序盤から4〜5番手のタイムを保ちつつも、後半スリップを使われ6番手でフィニッシュ。予選ではスタートで4番手に上がるも、前車からじりじり離される展開で中盤5番手にドロップダウン。しかし最終ラップ2番手がスローダウンし棚ぼたの4位でゴール。決勝、スタート2コーナーでアクシデントをうまく避け、一時3番手まであがるも抜き返され4位でスタートラインに帰ってくる。ここから何とか粘りの走りに徹し3番手に食らいつくも、後半は追いつかれた酒井の猛攻に遭い何度か1コーナーで前に出られるも落ち着いてクロスをかけポジションを回復。粘りの走りで4位を守り抜いた。今回、マシンの仕上がり的には5〜6番手のタイムしか出ていなかった中で、前戦とは違って手堅くポイントゲットしたことは成長の表れであろう。

◆タイムアップはするも

◆ちょっと、イメチェン

◆価値ある4位をゲット

◆松崎、盤石のV2達成! 

前戦石野に続き、初夏のような好天でつま恋Rd.2が開催された。今期初レースとなったヤマハジュニアの鈴木は練習でマシンを大破したにもかかわらず、練習ではベストラップ更新するなど自信を持っての参戦となったが、公式予選ではポジショニングに失敗し6位に沈んだ。逆転をかけ予選をスタートしたが、1コーナーでスピンした前車と接触しまたもマシンを傷めてしまう。なんとか再スタートをするもマシンの動きが悪く7周でリタイヤ。応急処置で挑んだ決勝では、やはりマシンの調子は戻らなかったが粘りの走りを見せ4位でゴールした。
一方、前戦優勝のヤマハエキスパートの松崎は、公式練習から2番以下に.2秒以上差をつけ余裕をもって公式予選に挑み、こちらも貫禄のPP獲得となった。そして予選ヒート。スタートで2番手家田に1コーナーをとられるも、4コーナーで差し返しポジションを取り戻し、その後は危なげなくトップでゴール。迎えた決勝。スタートさえ決めれば楽勝のレースで完璧なスタートを決め、孤独な20周を完璧に走りきり、前回優勝時取りこぼした決勝ファーステストラップも獲得し、貫禄の2連勝をTT、予選、決勝、決勝FLのパーフェクトで飾った。

◆表彰台はまたもお預け

◆2度目のPPスタート

◆パーフェクトウインでV2達成

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 2012.7〜12 RACE REPORT

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 2012.1〜6 RACE REPORT

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 2011.7〜12 RACE REPORT

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 2011.1〜6 RACE REPORT

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 2010.7〜12 RACE REPORT

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 2009.9〜12 RACE REPORT

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 2009.5〜8 RACE REPORT

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 2008 RACE REPORT

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