2024 MIZUNAMI

Rd.1

CADET OPEN

●3位

●2位/8位

●DQ

SS-J

●3(5)位

●4(9)位/2(3)位

●DQ

覚醒の予感!朝倉大虎、初参戦の瑞浪でTT3位を獲得!

 異例の温かさの2月から打って変わっての極寒となったフェスティカ瑞浪SL開幕戦。カデットオープンには朝倉が初参戦。昨年初勝利を上げながら年間シリーズ4位に沈んだ塚本がSS-Jに参戦した。
 昨年石野でSLレースデビュー飾り1年目で3位表彰台を獲得した朝倉が、新天地瑞浪の激戦カデットオープンクラスにエントリーした。
 高速コースを苦手とし、練習でもなかなかタイムを上げられない中での参戦となったが、新品タイヤで挑んだタイムトライアルではトップ集団と遜色ないタイムを連発し、瑞浪デビューレースで公式予選3番手と予選セカンドロースタートをゲットする。予選①ではスタートで出遅れ4番手となる。それでも後続を抑えつつトップ集団を追う。前3台がやり合うなか徐々にその差を詰めるも集団内でのバトルで順位が入れ替わる。最後はセカンド集団のトップ4位でゴールするも、上位陣のペナルティで2位でのゴールとなる。上々の滑り出しとなった予選①だったが、予選②では魔の手が降りかかる。グリッドスタート直後エンジンがストップしローリングに大幅に出遅れる。それでも最後尾から1周目に6台をパスし11位に躍進。その後もパッシングを繰り返し8位でゴール。決勝3番手グリッドを確保した。
 迎えた決勝はさらに試練が待ち受ける。予選同様またしてもローリングでエンジンがストップ。再始動し全速で隊列を追い復帰区間前追いつくも止まりきれずダートに飛び出し、改めて最後尾につくもペナルティとなる。スタートでもコリードー違反、その後集中して順位を挽回するも無情のブラックフラックとなり、瑞浪初戦はDQ、リザルトもつかず終えることとなった。もともとスポット参戦予定の瑞浪であったが、実力的に十分戦えることを証明したかたちとなり、自戦での表彰台も夢ではないだろう。
 昨年のSS-J参戦で悔しい思いをした塚本は、忘れ物を取りに決意の参戦となる。メインフレームをジュニアMAX用に換装したため、3年落ちのフレームでの参戦となるがそこは言い訳無しで結果を目指す。TTではトップから0.26秒落ちの3位となる。総合5番手スタートの予選①では得意のスタートで3番手に上がるも、2コーナー手前で中野にプッシングされコース外にはじき出され、最後尾でレースを終える。4番手スタートとなった予選②では、スタートで6番手にポジションを下げるも、落ち着いた走りでレースをまとめ終盤の上位陣のアクシデントを無難にかかわし3位でゴールした。
6番手スタートの決勝。1周目を4番手、2周目には3番手と上げさらなるポジションアップを目指す。しかし相変わらずのスロースターター、序盤ペースが上がらず徐々にトップから離され後続からも追い上げられ5周目4番手に後退。それでも後半セッテイングのマシン、次の1コーナーで追いつくと2コーナーにアウトから並びかけると2台は接触、そのままスピンし万事休す。ピロボールが折れタイロッドがタンクに突き刺さりガソリンがすべて漏れる珍しいアクシデント。明らかに重量が足りないのでそのまま未車検を選択しDQ。朝倉とそろってリザルトなしの開幕戦となってしまった。

Rd.2


●TT/17位

●予選①/12位②/15位/

●決勝/10位

●RKG/16位

瑞浪2戦目は、厳しい結果に!

 開幕戦、カデットオープンクラスに鮮烈的な瑞浪デビューを果たした朝倉が、忘れ物を取りに第2戦に参戦した。
 前日から瑞浪入りし入調整を重ねるも、タイム的に大幅にライバルから遅れをとり、不安をもってレース当日を迎える。
 タイムトライルが始まると、その不安が的中。まさかのブービー17番手と後方からの予選となる。不調の原因を探るべくキャブを調整し迎えた予選①。④番手タイムを刻み⑫位までポジションを上げる。しかし予選②では⑱人中⑰番手タイムとタイムトライアルに逆戻り。2列目スタートながら15位まで滑り落ちる。
 決勝、パットしないエンジンながらバトルを重ねなんとか集団から遅れること無くレースを進める。レースラップも12番手と向上するも、前車をラップする勢いはなくそのまま終盤を迎え、苦しい戦いながらなんとか10番手でゴールした。