◆2008・表彰台締め!

2008.12.15

2008年つま恋最終戦となったRd.8が、前戦につづき雨空の中開催された。TIAジュニアには、鈴木がステップアップし、総台数6台と今年初めてレース成立となり、田所とともに戦いを挑んだ。TIAジュニア初レースとなった鈴木は、得意の雨で公式練習から2番手タイムと速さを見せ、TTも2番手と予選フロントロースタートをゲット、田所も4番手と真後ろに付けた。予選、スタートを無難に決めた鈴木は、単独2位走行も痛恨のスピンでその座を明け渡し5位に後退、代わりに田所が3位のポジションをゲットした。決勝、逆転をかけ2人の戦いが始まる。5番手からの追い上げをかけた鈴木は、5周目チェーントラブルであえなくリタイヤ。田所は3番手を堅実な走りで守るも、最終ラップの1コーナでさされ4位に後退。しかし、ここであきらめずに3コーナーで果敢にパッシングをかけ再び順位を奪い返しそのままゴール。価値ある表彰台をゲットした。
TIAエキスパートの松崎は、苦手の雨でTT3位と気合い見せるも、予選、バトルに破れスピンで5位に後退。決勝、雨が上がり、序所に乾き始める路面にエア圧を調整し勝負を挑む。スタートにもたつき、後方からの追い上げとなるも、1台1台とパスし3位までポジションアップ。2番手渡辺を捕えるのも時間の問題と思われたそのとき、渡辺を捕え損なった一瞬の間隙を突かれ、松下に抜き返される。やっと渡辺を捕え3位に上がったときは、松下との差を大きく広げられて、なんとか食らいつくもそのまま3位でゴール。3戦ぶりの表彰台となった。
前戦の雨でまったくいいところが無かった田所、松崎が、共に表彰台を獲得する進歩を見せ2008年を締めくくったが、来年こそシリーズチャンピオン獲得の悲願を達成する事を誓いたい。

    

    

 鈴鹿 Rd.7 2008.11.23. 

◆塚本(浩)、復帰戦で優勝を逃す! 

2008.11.23

今年発売の125ccPRDクラスに、鈴鹿南コース10年ぶりのレースとなる塚本(浩)が参戦した。僅か5台と寂しいエントリーとなったが、公式予選トップからコンマ5秒遅れの予選2番手スタートをゲット。スタートでは、フロントロウから早くも1コーナーでトップに出るも、突っ込みすぎてポール田中を巻き込みスピン。4番手で復帰するもその後田中にも抜かれ最後尾から終盤1台を抜き4位でゴール。そして決勝、スタートで3位に上がると、片桐、田中と三つ巴のトップ争いに。何度か田中に仕掛けるも前に出る事ができずにいると、田中が片桐を抜きトップに出ると徐々に独走状態に。そうはさせじと、塚本も二番手にあがり追走するも、その差も縮まらずそのまま2位でゴール。復帰戦Vは夢と終わった。
復帰3戦目の塚本(和)はTRULLIにシャーシをスイッチし参戦。前日練習、まずまずの感触を得、当日を迎えるも、公式予選、なぜかニュータイヤでタイムアップせず19位と沈む。しかし予選、序盤から速さを取り戻し2周目早くも12番手までアップまだまだ上位を狙える展開に。しかし、その後ノイズボックスのトラブルでずるずると後退、途中リタイヤで結局決勝も20番手スタートと厳しい展開に。長丁場の決勝、逆転をかけエア圧を落とし勝負に出るが、やはり予選のような序盤の速さが無く我慢のレース展開に。それでも確実に1台1台をパスし結局トップ10まじかの11位まで順位を上げてフィニッシュした。

  

  

 つま恋 Rd.6&7 2008.11.09. 

◆雨中に消えた、フロントロウ! 

2008.11.09

カデット鈴木がお休みの中、村田のSS参戦によりTIA-jr、TIA-EX、と3クラスの参戦となった今大会。2戦分の開催となり、慌ただしいスケジュールにより午前中にRd.6が行われた。石野Rd.4参戦5位により連続表彰台が途切れた松崎だが、ホームつま恋で表彰台復活を狙う。降り続く雨の中のTT、トップに1秒半も離され4位のから予選をスタート。またしても1週目に接触スピン、そのまま最後尾でゴールし迎えた決勝。徐々に路面が乾き始めると本来の速さを取り戻すも5位でゴール。12台が参戦したSS村田は、TT4位とセカンドローをゲットするも、予選1コーナーで早くも接触スピン最後尾、追い上げて2台をパスし10位でゴール。決勝に巻き返しを図るもぺースがあがらず9位に終わった。
そしてRd.7、乾きかけたコースにドライレースが期待されたが、昼休み後半に降り始めた雨で、ウエットレースに逆戻り。松崎はタイヤの消耗が激しく、TT/予選/決勝とも最後尾と奮わず、悔しい結果となった。一方村田は、TTを5位から迎えた予選、2番手争いの接触をうまく避け2位に上がると、危なげなくそのままゴール、決勝フロントロウをゲットした。そして決勝、表彰台を目指し激しい戦いが予想され固唾をのむなか、またしても1周目4コーナーで接触スピン。表彰台も雨に消え、追い上げ6位でレースを終えた。
またしても2台で不成立となったTIA-jrでは、エンジンをO/Hして万全の体制で迎えた田所は、乾いたRd.6では大差をつけて優勝、雨のRd.7では逆に大差をつけられての2位と、松崎同様、雨に課題の残る結果となった。雨を克服しない限り、シリーズチャンピオンはは望めるところ無く、苦手の雨を重点的に練習、スピードをつけていく事が課題であろう。

  

  

 つま恋 耐久&Rd.6 2008.9.21. 

◆松崎、末久組、3位表彰台ゲット! 

2008.9.21

今年一番ともいえる酷暑の中、鈴木、田所、松崎の3人が各クラスに参戦した。参加6台のカデットクラス鈴木は、TT5位から、予選キャブセッテングを外すも、決勝、スタートで5位に上がると後半前車安藤に果敢にアタック。接触するもパッシングに成功し4位でゴールした。前戦悪コンデションで不完全燃焼のデビュー戦となった松崎は、新車を投入し初のドライレースを迎える。前日、セッテイングの方向性を見つけ、マシンを煮詰めたこともあり、朝から好タイムを連発。TTを2位と好発信。予選3位とポジションを落とすも、決勝、ベテラン勢のひしめくエキスパートクラスで落ち着いた走りで3位でゴール。参戦2戦目で表彰台をゲット、ライバル達に非凡な才能をみせつけた。TIA-Jr.田所も、参戦1台となった今回のレースで完走を果たした。

チーム最速だった松崎ノーミス納豆走法の末久ぶっつけ本番の石山

助っ人参戦の松本予選2位スタートの鈴木連続表彰台の松崎と見事役目を果たした末久

 つま恋 Rd.5 2008.8.3. 

◆新星松崎、参戦2戦目にして表彰台ゲット!

2008.8.3

今年一番ともいえる酷暑の中、鈴木、田所、松崎の3人が各クラスに参戦した。参加6台のカデットクラス鈴木は、TT5位から、予選キャブセッテングを外すも、決勝、スタートで5位に上がると後半前車安藤に果敢にアタック。接触するもパッシングに成功し4位でゴールした。前戦悪コンデションで不完全燃焼のデビュー戦となった松崎は、新車を投入し初のドライレースを迎える。前日、セッテイングの方向性を見つけ、マシンを煮詰めたこともあり、朝から好タイムを連発。TTを2位と好発信。予選3位とポジションを落とすも、決勝、ベテラン勢のひしめくエキスパートクラスで落ち着いた走りで3位でゴール。参戦2戦目で表彰台をゲット、ライバル達に非凡な才能をみせつけた。TIA-Jr.田所も、参戦1台となった今回のレースで完走を果たした。

   

 つま恋 Rd.4 2008.6.29.

◆田所拓己、豪雨の中の初優勝! 

2008.6.29

朝からの雨が時間を追うごとにだんだん激しくなり、コース各所に川ができるほど。インターバルを稼ぎ空のご機嫌を伺う中、周回数を短縮しレース続行が決定。12:30、タイムトライアルを省き予選がスタート。時間を変更した昼休み中弱まった雨脚も、レースが始まると同時に激しさを増す皮肉な結果となり、豪雨に足下をすくわれるカートが続出。カデット鈴木は、予選を無難に完走するも、決勝、4コーナー入り口の水たまりに足をすくわれスピンアウト。再スタートをするも周回遅れとなり最下位に甘んじた。TIA-EXの松崎は、デビュー戦にしては非常に厳しい条件となり、予選決勝とも完走することができなかった。一方TIA-Jrの田所は、終始安定した走行で予選、決勝をまとめ、総合でも4位でゴールし見事初優勝を飾った。

   

 つま恋 Rd.3 2008.5.18. 

◆鈴木都月、レースデビューを飾る! 

2008.5.18

出場台数の激減により、レース成立もままならない状況のつま恋SLシリーズ。今回、カデット、TIA-E、SSがぎりぎり5台の参戦によりレースが成立した。カデットでは4月5日に初めてつま恋を走ったばかりの鈴木都月が、なんと2ヶ月未満でレースデビューを果たした。TTでは、ベストタイムを更新する走りをみせて36.687を記録し4番グリットを獲得。予選ヒートではコースアウトするカートを尻目にミスのない走りで3位でゴール、決勝3番グリットを獲得した。迎えた決勝、デビュー戦で表彰台も夢ではないポジションからのスタートでなんと2位に浮上。残る19周、過酷なレース展開が予想される中、落ち着いた走りでポジションを守り走行を続けるが、5周目、4コーナーでインを差し手きた東と接触しコースアウト。ローリング復帰に違反があり、実際失格していた東との接触と運のない結果となり、完走することができず、ほろ苦いレースデビュー戦となった。TIA-Jは、今回も4台と成立せずに終わったが、レースはエキスパートとの混走で行われた。練習では毎回わずかながらもタイムアップを重ね成長を感じさせている田所だが、TTではベストタイムを更新できず4番手に終わる。予選、決勝ともアクシデントにより単独走行となり、そのまま4位でゴールした。

  
 

 
  

 111CUP Rd.2 FSW 2008.5.5. ◆参戦2戦目にしてクラス優勝達成!

Lotus 111Cup 第2戦 富士スピードウエイ

2008.5.5

Lotus Eliseのクラブマンレースとしての位置づけながら、予選、決勝と、本格的なレース形式として行われる111Cup。マシン、改造箇所等のポイント加算方式により、E-1、E-2、E-3の3クラス分けでの開催となる。今年より愛車エリーゼでE-3クラスへ参戦している塚本浩史。初戦Rd.1筑波を11位完走でデビューを飾り、ここ地元富士スピードウエイでの第2戦を迎えた。いつ降り始めてもおかしくない曇り空の下、何とかドライ路面での予選が行われ、参加35台中23番手、クラス4位のまずまずのポジションを獲得。そして決勝、グリッドへと移動が始まると、ついに雨粒が路面を濡らし出す。そして完全なウエット状態でフォーメーション ラップが始まり、そのままスタート1コーナーへなだれこむ。ここで突然の雨で自重する各車を尻目に1コーナーではインからゴボウ抜きが決まり、早くもクラストップでストレートに戻ってくる。しかし、E/Gパワーに勝る111勢におしりを追い回される展開からストレートでパスされ2位に後退。しかし、ペース的にはしっかりついて行け、逆転をねらう。すると、5周目のダンロップ先のシケインで、3番手がインから強引につっこんできてそのまま止まれずトップに激突!労せずしてトップに返り咲き、そのままチェッカーを受け、参戦2戦目にして早くもクラス優勝を飾った。
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 SUZUKA Rd.3 2008.4.20. ◆激戦のRMCで15位完走!

鈴鹿選手権シリーズ 第3戦

2008.4.20

鈴鹿選手権シリーズ第3戦に村田、塚本和が参戦した。前戦、好ポジションの予選グリッドを結果に結びつけられなかった村田だが、今回は公式予選中にマフラーが抜けるアクシデントに見舞われノータイムと、最後尾28番グリッドから予選ヒートに挑むこととなった。今回セカンドチャンスヒートが行われないため、17番手までクオリファイとなり、厳しい展開と思われたが、何とか大きなアクシデントもなくパッシング続け14番手までポジションを上げ予選を通過した。迎えた決勝、27番手スタートからどこまでポジションを上げられるかと期待が持たれたが、序盤遅いカートを抜くのに手間取り大幅なジャンプアップとはいかず15位でフィニッシュするにとどまった。一方、セルオープンマスターズ2戦目の塚本和たが、新車ハッセのセッティングが未だ完璧でなく、決勝18位といいところがなかった。

 SUZUKA Rd.2 2008.3.30. ◆予選7番グリット獲得も、まさかのDNQ!

鈴鹿選手権シリーズ 第2戦

2008.3.30

鈴鹿選手権シリーズRMCに村田が参戦した。ウクライナ語学留学によりRd.1を欠場し、今回ポイント獲得が絶対条件の戦いとなった。帰国後初練習で満足のいくタイムを刻んでのレースとなったが、公式予選、50.586でB/7番手を獲得した。今回セカンドチャンスヒート無し、18番手以降はDIV-2の一発予選となったが、7番手ということもあり、余裕を持って予選ヒートに挑んだ。しかしスタート1周目、去年からのクラッシュ癖が再発。前車のスピンを避けられ接触ストップし、最後尾に後退。そこから5番手のタイムで追い上げるも21位でゴール、まさかの予選落ちとなった。そしてDEV-?を8番手からスタート。しかし今回、トラブルに巻き込まれた予選上位陣が多く、厳しい戦いの中バトル送り返し、帰国第1戦を5位でゴールした。


 SUZUKA Rd.1 2008.3.1.

鈴鹿選手権シリーズ 開幕戦

2008.3.1

2008鈴鹿選手権シリーズが、鈴鹿サーキット国際南コースにて開幕した。今回はレギュラードライバーの村田がウクライナ留学中にて欠場。塚本が8年ぶりのレース参戦をした。新車HASSE 08MONTECALROを投入、レース1週間前テスト走行を予定していたが、降雪により午前中コースクローズド。午後天候は回復するが、路面は完全ドライにならず、消化不良のシェークダウンとなった。おまけにハンドブレーキのエア抜きが完全でなく、今回初投入のフロントハンドブレーキの感触もつかむことができずに終わった。レース前日の走行にすべてをかけたが、またも天候に恵まれず、午前中レインとなり、午後最後にやっとドライタイヤでの走行ができたが、タイヤのグリップが全くなく、セッティングする時間もなくぶっつけ本番のレースとなってしまった。
当日、公式予選では、フロント車高をおとしたところ、Fフェアリングが路面をすってしまい、その修理に時間がかかりノータームと最悪のスタートとなってしまった。最後尾からの予選ヒートスタート。しこしこ納豆走法で少しでも順位を上げる作戦どおり、スピンした各車を尻目に9番手まで順位を上げるも、まだなれない新車にアクセルが戻らなくなるトラブルが出て単独スピンアウト。コースに戻るもまたも最後尾となってしまった。
迎えた決勝、前日のハーフウエット時のギア比のままの走行を変更し臨むも、これが全くの裏目となり立ち上がりがなく、ストレートエンドで伸びるまさに直線番長に変身。スタートから1台をパスするも全く前にはついて行けず我慢の16周となってしまい、10位完走で復帰戦を終えた。

   

   

 FUJIスピードウエイ 耐久 Rd.1

FUJI 200km耐久

2008.1.12-13

2008年の幕開けとなる、富士200km耐久が富士スピードウエイにて開催された。総台数44台の参加の中、GC125クラスに参戦。前日ならし走行の予定も雨天に見舞われ、天気回復の予報のにも裏切られた決勝当日、ぶっつけのレーススタートとなった。しかしここでも、スタート直前、燃料漏れのトラブルに見舞われ、ピットスタートと早くも出遅れた。第一ドライバーの松本は、霧雨の中せこのレインタイヤの影響もありペースが上がらず、予定を変更し早めのピットイン、塚本と交代した。この頃から雨も上がり、各マシンとも徐々にペースアップ。残り20分まで順調な走行を保ち、最後のピットインをした。しかしこの頃から、エンジンが徐々に不調となり、最後は大幅にペースダウン、残り1周ということもありそのまま走りきり、クラス12台中9位でチェッカーを受けた。今回、カウル内蔵ラジエターをノーマルに戻し、シートセッティングも煮詰めてきた甲斐あり、走行フィーリングは大幅に向上した。最後は、キャブレターのアイシングによりペースダウンしたが、タイヤも新品であればどこまでトップと渡り合えたか、結果が知りたかったところだ。10月の本番、500km耐久レース迄まだまだ熟成を重ね、スピードを手に入れたい。

2007 TRD SL全国大会 10/20-21

カデット 

カッデットクラス 高橋(26台)
●TT-7/PP37.016/37.508 QH-7/36.888(3) FH-4/36.749(3)
万全の体制で迎えた全国大会。土曜日の公式練習から好調の高橋であったが、配布のニュータイヤで挑んだタイムトライアルで7位とで遅れる。迎えたよく日曜日。予戦、一時6位に上がるも抜き返され7位でゴールし決勝を迎える。スタートで6位に上がると、石田との2コーナーの戦いも征し5位までポジションを上げる。いかしここから角谷の執拗なブロックにあい、なかなかポジションを上げられない。いつもだったらそのままゴールするパターンだが、今回の高橋は違っていた。各コーナーで何とかパスを試み、果敢にアタック。ストレートでイン側をキープする角谷を、見事1コーナーでアウトからパスすることに成功。そのまま、差を広げるも、2-3位の争いに追いつく前にそのまま4位でゴールをむかえることとなった。

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スーパーKT

Super KT 村田/石山(24台)
●TT 23/24 QH-19/20 FH-12/17
3年の沈黙を破りピカチュー石山と、村田の2名がエントリーしたスーパーKTクラス。練習では安定したタイムを出していた石山、村田ではあったが、TTではまさかの逆フロントローを独占。予戦以降の挽回にかけることとなった。しかし予戦でも両者ともペースが上がらず19、20番手と、後方からの決勝スタートとなった。しかし決勝では、1コーナーで10台ちかいカートのアクシデントがあり、後方スタートが幸いし見事揃ってポジションアップに成功。しかし、なかなか前車に追いつくこともできず13、17位でレースをゴールした。

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