2023 MIZUNAMI

Rd.1


●4(5)位

●5(11)位/3(4)位

●4(9)位

●4位

厳しい2年目、瑞浪開幕戦!

 昨シーズン、フェスティカ瑞浪SLシリーズSSジュニアクラスをランキング3位で終えた塚本惟歩生。あえてSSクラスへのステップアップを控え、同クラスでチャンピオンを目指し参戦すことを選んだ。
 急激に初夏の陽気となった前日練習でセット変更が決まり、自信を持って迎えた決勝当日だったが、まだ気温の上がらない朝のコンディションにニュータイヤでもタイムが伸びず、タイムトライアルでは5(SSJ-4)番手と出遅れる。予選1ヒート目、スタートで3位に上がるもやはりいまいちタイムが伸びずトップ2になかなか追いつかない。それでもトップ2がバトルする間にその差を徐々に詰めるも、後続村田に抜かれ4番に後退。最終ラップには追いついてきたカテゴリー違いのTIA-JにTボーンをくらいコース外に押し出され、12(SSJ-5)位でのゴールとなる。
 予選①のベストラップ順の予選②。リヤタイヤを前日好調だったホイール換装し、4番手から得意のスタートでトップに立つも、フロントタイヤの暖まりにくいPraga、1周目のたこつぼの立ち上がりで失速しトップを明け渡す。しかしストレートの伸びのある走りですぐにトップを奪い返す。しかしその後5コーナーでSS-J2台にパスされると、たこつぼでTIAにもパスされそのまま総合4位でゴールする。
 フロントホイールも前日のホイールに付け替えて、予選①を失っているため8番手から挽回を図るべく決勝をスタート。スタートこそ8番手とポジションを守ったが、その後は精彩を欠く走りでトップとの差は広がるばかり。結局総合9位、SS-J4位でゴールするにとどまり厳しい2シーズン目のスタートとなった。

Rd.2


●1(3)位

●3(3)位/2(2)位

●優勝

●3位

塚本惟歩生、SLレース初優勝を飾る!

 決勝で失速し4位と表彰台を逃す結果となった開幕戦。雪辱を果たすべくマテリアルを新調。今年モデルの新車プラガDRAGON EVO3を投入し挑んだ第2戦。前日練習では旧モデルのタイムを破ることはできなかったが、セッテイングの方向性も確認でき、レース当日を迎える。
 公式予選、開幕戦ではニュータイヤで前日のタイムすら出せなかったが、今回は自身のベストラップを更新する走りでタイムアップを続けトップタイムを記録。前に追いついてしまったラスト1周にTIA2台にタイムを更新され総合3番手となるも、52.083で見事SS-Jトップタイムを記録する。
 予選①では、得意のスタートで出遅れ序盤6位までポジションを落とすも、着実な走りで挽回して3位でゴール。ベストラップも2番手とヒート②フロントロースタートをゲットする。
 予選②でも1周目4番手までドロップするも、4周目には2番手まで上り詰めトップ村田を追走する。チャンピオン争いには需要な意味のあるPPポイントを獲得すべく真後ろまで追いつくも惜しくも2位でゴール。決勝は2番手最前列からのスタートとなった。
 決勝、ラップタイムは51秒台を記録し1年で一番タイムの出るコンディションでスタートの時を待つ。しかしここでなんとPP村田のエンジンに火が入らずピットスタートに。流れ的には周りが初優勝をお膳立てしてくれているようにも見えるが、ここで勝ちきれるドライバーとなるかが試される時でもある。そしてスタート、1コーナーをトップで通過するも想定通り逃げ切れる展開となならず、2周目には今日1度もパッシングされたことのない2コーナーでも差され序盤から苦しい展開となる。それでも謎の失速に終わった開幕戦の決勝とは違い、後半セッティングのマシンは徐々にポテンシャルを発揮し三つ巴、四つ巴で戦いの終盤戦を迎える。気がつけば最後尾まで落ちていた村田が真後ろ2番手までポジションを回復。パッシングをくらいついにトップを明け渡す。しかしスピードを持ったカートでも逃げ切れないのが瑞浪。毎週順位を入れ替えるしびれるような展開に突入。ここまであえてブロックラインを取らず走行していた塚本だったが、残り2周レースの仕上げに入る。インを閉めれば立ち上がりが苦しくなる。それでも要所要所を抑えなんとか最終ラップ最終コーナーをトップで立ち上がると0.064秒差で2番手を抑えゴールラインを通過し、SLレース初優勝を成し遂げた。

Rd.3


●4位

●4(5)位/4位

●3位

●3位

Rd.4


●NoTime

●4(8)位/4位

●4(5)位

●3位

Rd.5


●6(9)位

●4(9)位/4位

●5(9)位

●4位

Rd.6


●7(13)位

●8(17)位/3(5)位

●6(10)位

●4位