◆松﨑、4戦連続の2位表彰台!

 雨空の中、ドライタイヤでのレースとなったRd.4。ヤマハEXに松﨑(凌)、斉藤。SSに松﨑(翔)の3名が参戦した。久々ニュータイヤの松﨑(凌)は公式練習では好調だったが、TTは4位、予選はローリングでスピンし最後尾からの追い上げで5位と厳しい戦いになってしまった。そして決勝、スタートでひとつポジションを上げると、一時は3位を走行するも差し替えされて4位へ。そのまましかけることもできずレースも終盤を迎えると、トップと2位が1コーナーで絡み棚ぼたの2番手に。こぼれかけた表彰台を取り戻し、ポイントでも逆に5ポイント差を加えランキングトップを死守した。一方今期2度目の参戦となった斉藤は、公式練習からタイヤが外れるアクシデントに見舞われ、調子に乗れないままレースを終えた。SS松﨑(翔)は最近の低迷からの脱出をはかるも出口の見えない戦いが続く中、TT10位と今回も苦戦。細かいセッティングを詰め、予選、決勝と徐々にスピードを取り戻すと、決勝では表彰台の見えた4位までポジションアップ。結局6位でレースを終えるも、久々にトップの見える場所での上位とのバトル内容で、足りない物がわかった実のあるレースであった。

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7台エントリーのY-EX

今回は調子に乗れず

3位バトルには破れるも

棚ぼた2位表彰台

久々やや復調も

そろそろマシンスウィッチか

◆塚本、PP獲得もまたもノーポイントに!

 前夜の雨の残る路面、レインタイヤでの走行となった公式予選。前回ぶっつけ本番に近い状態ながら、2位フロントローを獲得した塚本だったが、今回こそ1度も走ったことのない正真正銘のぶっつけレインタイヤでの走行となる中トップタイムを刻み、RSO時代以来の鈴鹿2回目のポールポジションを獲得した。徐々に路面は回復し、公式予選後半からドライタイヤとなった路面であったが、予選が始まるとポツポツとまた雨粒が落ち始めることに。小降りではあるが全車レインタイヤへと付け替え予選がはじまる。スタートをミスって1周目2位に後退するも2周目には難なくトップに返り咲き、3周目には後続をストレート1本近くはなす独走状態に。しかし好事魔多し、急に雨脚の激しくなった路面に足元をすくわれ3コーナーでコースアウト。何とか4番手で隊列に戻るも、ヘビーレインのコンディションにセッテイングが合わずずるずると後退、10位までポジションを下げてしまうことに。そしてその後雨脚の激しくなった路面も午後になるとまたも徐々に乾きだし、決勝の段階ではレイン、ドライともいえない非常に微妙な路面コンディションに。結局ドライ、レイン半々の選択のなか、後半での逆転を狙いドライタイヤを選択しグリッドへ。序盤、難しいコンディションのなかを我慢の走りで、後半での逆転を狙う作戦でのスタートとなったが、結局、乾きだした路面に中盤から雨粒が落ちだし万事休す。ペースも上がらず、まさかのノーポイントでレースを終えた。

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RSO以来鈴鹿2度目のPP

スタート失敗もすぐに独走状態へ

裏目のドライタイヤ選択で失速

◆松﨑(凌)、3戦連続の2位表彰台!

 今回も松﨑兄弟2名のみの参加となったつま恋Rd2。前回初優勝を逃したヤマハEX松﨑(凌)は、ニュータイヤを投入できず、前回PPも今回はTT3位止まりと苦しいレースのはじまりとなった。予選そのまま3位でゴールすると、決勝スタートで河野に交わされるも、河野が2位の内藤にアタック接触するまに2位にポジションアップ。なんとか20周を走りきり2位でゴール。2勝目を上げたKENTに5ポイント差までつめられるもRKGトップを死守した。SS松﨑(翔平)は、前日からトップタイムに.4,5秒離される状態に陥り、シャフト交換、アライメント確認等何とかタイムアップを図るも現状は改善されず、レース当日を迎えることに。ニュータイヤをはくも、いっこうにタイムは伸びずTT-11位から、予選では謎のエンジン息つきで最終周にストップ。決勝、エンジンは復活するも苦しい戦いの中8位でゴールし3戦連続のポイントをゲットした。レース後フレームのクラックが発見され、不調の原因も判明。次戦からの巻き返しに期待がかかる。

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後塵を拝するのもここまでか

決勝では2位を死守

3戦連続の2位表彰台

◆松﨑(凌)、惜しくも初優勝を逃す!

 震災の影響もあり、松﨑兄弟2名のみの参加となったつま恋Rd.2。前回初表彰台のヤマハEX松﨑(凌)は、勢いそのままTTではトップタイムを記録し初ポールポジションを獲得。予選でも危なげなくトップでゴールし、初優勝のお膳立てができあがった。そして迎えた決勝であったが、なんとスタートで大失敗。1周目3位まで後退すると、コースレコード34.636を記録する追い上げでも、最終ラップまでポジションを回復することができず、悔しい2位でのゴールとなったが、ポイントでは逆転でトプでたった。一方、SS松﨑(翔)は、TT3位から指定席の表彰台を目指したが、予選決勝ともクラッシュに巻き込まれ、10位1ポイントに終わった。次戦は短いインターバルで4/17、Rd.3となる。

TT,QHともポールを獲得

コースレコードも記録

連続2位でRKGトップへ

TT3位と復調

予選決勝ともアクシデントに泣く

切れた走りも封印中

◆塚本、TONY投入も決勝は失速!

 つま恋に続き、鈴鹿選手権が開幕した。復帰参戦3年目の塚本は、TONY KART RACER EVRR-KF(2011)を投入。表彰台獲得を目指し、鈴鹿に乗り込んだ。前日シェークダウンの強行スケジュールの中、公式予選ではセカンドタイムを記録し予選フロントローを獲得。今年のパッケージのポテンシャルの高さを示した。
 雨の予想もあったレース当日であったが、フルドライコンディションでのレースとなる。予選、ポジションキープの2番手でスタートを切るも、路面温度の急上昇にエア圧が合わず4位でゴール。決勝での巻き返しを誓う。ぽかぽか陽気のまま、午後決勝がスタート。決勝直前、さらなるペースアップを図りキャブジェットを交換。スタートすると、いきなりストレートエンド3コーナーで簡単に前者をパス。キャブセッテイングが当たったかに思えたが、2周目、3周目と徐々に低速コーナーでの立ち上がりが鈍り、次々とパッシングを許す展開に。結局レース後になりジェット交換は正解だったのだが、インテークサイレンサーのベルトのゆるみにより、エアーをすっての不調と、単純なメカミスだったことがわった。終わってみれば13位と惨敗の結果となってしまったが、マシンのポテンシャルの高い事は証明された。過去3勝のうち2勝はTONYで上げたもの。相性のいいシャーシでの4勝目は、すぐそこにありそうだ。

2011 TONY KART

オリジナルニューカラーリング

予選フロントロー獲得

コントローラブルなTONY

決勝2列目スタート

決勝はエンジン不調

◆松﨑(凌平)、ヤマハエキスパートで2位表彰台!

 2011年初戦となるつま恋開幕戦が開催された。カデット、カデット・オープン、ヤマハ・ジュニアと3クラスが不成立となる、寂しいスタートとなったなか、FLRからは、ヤマハEXクラスに3名がエントリー。受験休養あけの斉藤は、金曜からサーキット入りと気合いを見せるも悪天候に見舞われ、半年のブランクから、土曜半日の走行でレースを迎えることとなり、厳しい戦いとなったが、落ち着いた走りで、TT、予選、決勝と徐々にタイムを伸ばし、7位で完走。平田も決勝では、久々にバトルする展開となり5位でゴール。松﨑(凌)は、TT2番手から、予選、決勝とも、危なげない走りでポジションをキープ。参戦4戦目で見事2位表彰台を獲得した。一方、SSの松﨑(翔)は、久々のニュータイヤを得るも、トップタイムを刻むことができずTT3位。予選、決勝ともペースが上がらず苦しい展開の中、予選は何とか3位でゴールするも、決勝では、一時2位までポジションを上げるも、バトルの混戦から後半ポジションダウン、久々のノートラブルレースながら、結果は7位と低迷した。約1ヶ月後の第二戦。TIA3銃士とも、トップとのタイム差は0.5秒以内と混戦の展開の2011。表彰台独占を目指しさらなるレベルアップを図ってほしい。

Jr混走で11台と寂しいY-EX

安定した走りの松﨑(凌)

久々バトルの平田

休養あけの斉藤

初戦不発の松﨑

2位好発進の松﨑(凌)

 FLR Personal Result

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